東京には、24のプラネタリウムがある。
星を訪ねてひと月に1館、 2年がかりで制覇しようという新シリーズ。 まずは、地元の「スペースゆう」に自転車で行ってみた。 最初からビックリで、訪ねた日は何と、投影最終日。 23年使った機器の老朽化のためで、さよなら番組だった。 最近のプラネタリウム事情はよく分からないけれど、 ここは多分、昔ながらのオーソドックスなプログラムで。 ひと晩の星の巡りを、星座の話をまじえ教えてくれる。 オリオン座の一等星ペテルギウスは「わきの下」の意味だとか、 双子座は今、木星の上の方に見えるとか、 4月に火星が接近するとか。 夜に星空を見上げたくなるような話を、 リクライニングシートに抱かれながら聞いていると、 いつしか、気が遠くなっていく。 ただ、いつも感心するのは、古代人の星を結ぶ想像力で、 なぜ「わきの下」の星一つから、 ポセイドンの息子オリオンがイメージできるのか。 3センチほどの歯の化石から、 10メートルの恐竜を想像する感じと似ているなぁと思った。 PS:今、真夜中の空には、既に夏の星座が見えているらしいですよ。
by ksfarm
| 2014-03-24 18:05
| プラネタリウム
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