近くの小さなギャラリーで出会った、小さな布。
子供が作ったように純然で、でもモダンでお洒落なデザイン。 たぶん、それは計算ではなく、教えてもらったのでもなく 畑仕事の合間に、子守りの合間に、森の木の下で 村の友だちとおしゃべりしながら一針一針縫ったのだと思う。 刺繍のモチーフはすべて、身近な生きものたち。 触れると、手の温もりが伝わってくる。 ラオスの風や森の匂いがしてくる。 作っている女性たちの笑い声も聞こえてくる。 ラオスの森の木の下で、 彼女らと一緒に、一枚縫いたくなってきた。 でも、ぼくの刺繍のモチーフは一体何になるのだろう。
by ksfarm
| 2013-04-23 18:07
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