なんと、貧乏神を祀っている神社がありました。
東京は春日にある太田神社という小さな神社です。 でも、貧乏神という名前は一般名詞。ホントの名前は? と調べたら 黒闇天女(くろやみてんにょ)という、 恐そうにも美人そうにも聞こえる名前でした。 そして彼女は、 かの弁財天のお姉さんという驚くべき事実が判明。 弁財天は七福神のメンバーの一人で 姉妹で「福と貧」とは、まさに陰陽ですねぇ。 貧乏神を追い払い、福の神を招き入れることができる、 ということで、3回、拝んできました。 宮司さんにお聞きしました。 「太田神社のご神体はなんですか?」 「貧乏神の姿を描いたものらしいですよ。」 「らしい?」 「そうなんです。ご神体は、誰も見ることができないんです。もちろん私にも」。 昔々、小石川の三百坂に住んでいた清貧旗本の夢枕に 一人の老人が立った。 「わしはこの家に住みついている貧乏神じゃが、 居心地が良く長い間世話になっておる。 そこで、お礼をしたいので わしの言うことを忘れずに行うのじゃ…」と告げた。 正直者の旗本はそのお告げを忘れず、催行した。 すると、たちまち運が向き、清貧旗本はお金持ちになる。 そのお告げとは─ 「毎月、1日と15日と25日に赤飯と油揚げを供え、 わしを祭れば福を授けよう…」 以来、この「福の神になった貧乏神」の話は江戸中に広まり 今なお、お告げは守られ、多くの人々が参拝に訪れている。
by ksfarm
| 2011-03-28 11:37
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