毎朝起きる前に何度も死を想像し、常に死を覚悟しながら、
まっすぐに生きる侍の話を読んだ。 めったに読まない時代小説だったが、エキサイティングな展開に 布団の中はもちろん、電車、トイレ、風呂の中で読み継ぐ。 上下2巻の最後の数頁になっても、 話は盛り上がり、一向に終わるそぶりをみせない。 果たして、どんな結末が待っているのか、ドキドキしていたら、 話はプツンと終わってしまった。 作者が亡くなり未完の作品になったのだ。 残念だけど、結末は分からない。 でも、考えてみれば 人生の結末も、そんなものかもしれないしなぁ。
by ksfarm
| 2010-02-23 10:47
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