誰もが知ってる言葉だと思っていたのに、
自分の家でしか通用しない言葉だった、ということがある。 例えば、ウチで言えば「ちんべろ」だ。 ズボンやパンツの前あき部分を形づくる 半楕円形の布のことだと、ず〜っと思っていたが、 最近、ウチでしか通用しないことが分かった。 母が昔、ズボンを作るために布を色々な形に切っていて その中に、一対の面白い形の布があった。 「これなぁに?」 「ちんべろよ!」 何となく滑稽な形と、チン(子どもは好きだ)の語感で、 その布切れは子どもたちの恰好の遊び道具になり、 母は、何枚かのちんべろを切ることになった。 なんだか、日本昔話にでてきそうな話ですねぇ。 「昔々、チンベロ遊びが好きな子がおったそうな」。
by ksfarm
| 2012-03-07 09:11
| 母
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