「なんで夜が来るの?」
「なんで葉っぱは赤くなるの?」 「なんでなの、なんでなの?」 子どもたちの“なんで攻撃”は、とどまることを知らない。 それは、子どもたちのプリミティブな疑問から出た言葉で、 大人たちが忘れていた大切な“何か”を思い出させることがある。 でも、でも、何でもないただの言葉遊びに過ぎないこともあるのだ。 あの時の葉っぱです。 大人たちだって、曖昧な相づちを打つことが多い。 「なるほど」「確かに」「そうか」「そうかもしれない」などなど。 人の言葉を聞き流すには使い勝手がいい言葉だ。 子どもたちは、そんな使い勝手のいい言葉を多く知らない。 だから、「なんで?」と相づちを打つ。 「見てごらん、きれいな空だね!」 「なんで、なんで空は青いの?」 「青い空、きれいだよね!」 「うん」 となる。個人的な統計だけど、 こうした「なんでもないなんで?」は、 「すべてのなんで?」のほぼ38%を占めている。
by ksfarm
| 2011-01-06 16:15
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