2011年おめでとうございます。
今年も変わらぬおつき合いのほど、どうぞよろしく。 ということで、新年最初のエントリは めでたくもありがたい3本の巨木。 天に向かって伸びる、神様のような木々たちです。 延命寺のシイ。600歳。 寺の名前も樹齢も、新年にぴったり。 ただ、かなり痛んでいます。 大幹(写真右部分)が朽ち空洞がみられます。 それでも、そこから新芽が顔を出しています。 あやかりたいです。 大雄寺のクスノキ。300歳。 東京では一番大きなクスノキです。 木としてはまだ若いのでしょう、大きな幹と枝を奔放に伸ばし、 豊かな葉をつけ、風と遊んでいます。 猿がいたら、狂喜乱舞するだろう枝振りです。 玉林寺のシイ。600歳。 寺守のおばさんに連れられて行ったのは、 本堂裏の小高い丘の上。(そう、ここは案内がないと見られません) そのシイは、痛々しく、でも堂々と立っていました。 幹は雷に打たれ、空洞になった根元は手当てされています。 おばさんによると、この丘には青大将が棲んでいるとか。 根津駅のすぐ近くなのに、その一画は江戸時代そのままの自然。 畏怖の念というか、畏敬の念を抱きました。
by ksfarm
| 2011-01-03 18:14
| 巨木
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