ある浪人、酒屋へ行って、あれこれと借銭の言い訳をしたが、どう
しても承知してくれない。そこで、ぜひもなく肌ぬぎになり「腹を 切るがどうだ」という。すると亭主はあざ笑い「おまえさん方のせ りふは聞きあきた」と相手にしない。そこで浪人は、脇差しを横腹 に突き立て、臍のところまで切って、「この通りだ」というと、 亭主は、「なぜそこでやめなさる。すっかり切ればよかろうに」 「そうはならぬ。あとの半分は米屋に行って切るのだ」
by ksfarm
| 2010-09-06 10:38
| ジョーク
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